熊本支店は、半導体産業の進出で活気づく熊本県合志市のJT工場内で、葉たばこ原料の加工を補助しています。地元出身の社員が多く、他支店とは異なり全員が日勤で働くため、毎朝そろって顔を合わせます。その中で育まれる一致団結のチームワークが、熊本支店の持ち味です。そんな熊本支店の特徴や働く環境についてご紹介します。

拠点プロフィール

ジェイティプラントサービス熊本支店は、熊本県合志市のJT九州リーフオフィス内に位置し、葉たばこ原料の加工に伴う補助業務を担っています。農家から買い入れ、乾燥させた葉たばこを加工するのは、国内ではこの拠点だけです。

従業員は70名ほどで、10代から70代まで幅広い年代が在籍しています。地元出身の社員も多く、定年まで長く勤め上げる人も少なくありません。近年は新卒採用にも力を入れており、2025年度は3名、2026年度は2名が新たに加わりました。

熊本市の中心街からは車でおよそ30分。周辺には大型ショッピングモールや複合施設がそろい、生活の利便性が高い一方で、阿蘇山や熊本城といった自然・観光名所も近く、休日も過ごしやすい立地です。近年は半導体産業の進出によって、合志市の街全体が活気づいています。

今回は、北関東支店での勤務を経て熊本支店に着任し、3年3カ月にわたって現場を見てきた原田さんに、熊本支店の特徴や働く環境についてお話を伺いました。

プロフィール

原田 義則 (はらだ よしのり)
1993年入社 熊本支店 総括次長

熊本支店の特徴

日勤だけの働き方・小規模だからこそ生まれる団結力

熊本支店が担っているのは、たばこの原料となる葉たばこの加工です。JTが農家から買い入れ、乾燥させた葉たばこを受け入れ、機械にかけて幹と葉に分け、それを半製品として全国の製造工場へ出荷していく。私たちJTPSは、その一連の作業の中で、構内作業・工場の保全・物流・品質検査などを補助しています。

この支店で私が強く感じるのは、ここぞというときの団結力です。例えば設備にトラブルが起きると、加工の途中にある原料を急いで抜き取らなければならないことがあります。そうした場面では、自分の担当かどうかに関係なく、他の持ち場の社員も入ってきて、みんなで対応します。全員が日勤で生活のリズムも揃っているので、日頃から更衣室で顔を合わせ、自然と顔なじみになっている。工場の規模も大きくないからこそ、一人ひとりをよく知ったうえでコミュニケーションが取れる。だからこそ、いざという時もすぐに動けるのだと思います。

地元出身の社員も多く、世代を越えて話しやすい雰囲気もあって、朝から大きな笑い声が聞こえてくる職場です。まじめで責任感の強い人が多いのですが、決して堅苦しくはなく、その分、困ったときに声を掛け合える関係ができていると感じます。

加工される前の葉たばこ
加工される前の葉たばこ

若手も、女性も、腰を据えて学べる職場

熊本支店の業務には、一年の中にリズムがあります。葉たばこを受け入れるのはお盆を過ぎた9月ごろで、その加工は翌年の7月までに終えるというサイクルがあります。なので、加工が完了して、次の葉たばこの受け入れまでは1カ月ほど工場の稼働が止まる時期があります。現場が動いていないこの期間に、腰を据えて学ぶ時間を取れるのも熊本支店の特徴です。

この時期には、コンプライアンスや安全、品質をテーマにした勉強会や、職場の課題をみんなで解決していくベストプラクティスの取り組みを集中して行います。振り返りもじっくりできる。フォークリフトをはじめとした資格取得の支援や、一人ひとりのキャリアアップ・スキルアップを後押しする成長支援プログラムも整っており、だからこそ、若手や新入社員も無理なく力をつけていけるのだと思います。

また、近年は全社的な取り組みの中で、女性が働きやすい環境づくりにも力を入れています。製造に関わる仕事は、どうしても男性が多くなりがちです。その中でも熊本支店は全員が日勤のため、女性が活躍できる余地が大きい。誰もが活躍できる職場にできるよう、女性社員が旗振り役となって、少しずつですが環境を整えてきました。

女性用トイレを増設し、備品をそろえました。シャワールームも使いやすく整えています。外部から講師を招いて、職場の意識を変えていく取り組みも続けています。現在ではフォークリフトで作業をする女性社員も増えています。重量物の扱いなど男性が中心になる場面もありますが、それでも何かできることはないかと、常に変化を続けています。

オフィスの風景
オフィスの風景

半導体で活気づく合志市と豊かな自然環境

熊本支店のある合志市は、ここ数年で大きく変わってきた街です。水が豊富な土地で、それを求めて半導体メーカーが次々と進出し、地域全体が活気づいています。お店もずいぶん増えて、熊本市内に行くまでもなく、近場で何でも揃うようになりました。

それでいて、自然のすぐそばで暮らせるのもこの土地の良さです。少し車を走らせれば阿蘇山の雄大な景色が広がり、温泉も身近にあります。熊本城まで足を延ばすのも、もう少し南に下って天草の海を楽しむのも気軽にできます。水がきれいで、お米をはじめ食べ物がおいしいのも、住んでみて実感するところですね。

地域とのつながりを大切にする取り組みも行っています。熊本支店では毎年、「JTの森 ゆのまえ」という植林・森林保全の活動に参加しています。秋になると有志でバスに乗って現地へ向かい、植樹や草取りといった作業をします。そのあとは、地元の方々と交流しながら話を聞いたり、温泉に入ったり、川で遊んだり、木工を楽しんだりします。参加した社員は、お土産に採れたての新米をいただくこともあり、毎年の楽しみの一つになっています。

こうした環境を満喫できるのも、プライベートを充実させやすい職場だからこそです。JTPSは年間休日が多く、有給休暇も取りやすいので、家族との時間や趣味の予定も立てやすい。年末年始やゴールデンウィーク、夏休みには、まとまった休みも取れます。仕事と暮らしのバランスが取りやすいからこそ、この土地での生活を長く楽しめるのだと感じています。