工場で働く人たちは、どんな職場で、どんな思いで、どんな仕事をして、どんな生活を送っているのだろう?
そんな疑問を解消し、将来を考えるきっかけとなれるよう、JTPS北関東支店では、高校生を対象にしたインターンシップを実施しています。
安全の基礎、設備の見学から、実習まで。「働くこと」を身近に感じられるカリキュラムと、先輩社員との対話を通して、将来の選択肢が少し広がる3日間です。
この記事では、参加者の声を紹介しながら、リアルなインターンの様子をお届けします。
ジェイティプラントサービス株式会社(JTPS)について
JTPSは、JTグループの一員として、全国の事業所においてたばこ製造、研究開発、品質保証、設備保全の業務サポート全般を担う企業です。
・大手グループならではの徹底した安全管理体制、コンプライアンス体制
・現場の雰囲気が明るく、年齢を超えて相談しやすい職場環境
・基本的に残業が無く、プライベートが充実
こうした環境のもとで、地域の高校へインターンの機会を提供しています。
保全の仕事を体感するインターンの概要
保全の仕事とは?
インターンでは「保全」という仕事を体験します。
• 機械が正常に動いているかを点検する
• 不具合があれば修理する
• 故障を未然に防ぐための予防保全を行う
• 効率化、環境負荷低減に向けた設備改善活動を行う
といった役割があり、工場の設備が安全に、安定して動き続けるように支える重要な仕事です。また、広大な工場全体の設備を扱うため、チームワークが欠かせない仕事でもあります。
インターンのカリキュラムは、この保全の考え方や仕事内容を段階的に理解できるよう構成されています。
インターンのポイント
JTPSのインターンでは、次の3つを特に大切にしています。
• 安全の理解を最優先にすること
工場で活動するうえで欠かせない安全ルールを丁寧に学び、安心して参加できる環境を整えています。
• 実際の仕事に近い体験ができること
設備の仕組みを見て、触って、試すことで、保全の仕事をより深く理解できるよう工夫しています。
• 社員との交流を通じて職場の「リアル」を感じられること
先輩社員や高校のOBと直接話す機会を設け、リアルな働き方を知ることができます。
こうした考え方をもとに、3日間の実習を進めていきます。
3日間のインターンカリキュラム
DAY1:安全と保全の基礎を学ぶ
初日は、工場で活動するうえで欠かせない「安全教育」を中心に行います。
工場内でのルールや注意点を座学で学んだうえで、保全業務の基本的な役割、使用する道具や装備品、設備の概要について理解を深めます。
「なぜ安全が大事なのか」「保全とは何をしているのか」といった基礎を押さえる1日です。
DAY2:点検作業の見学と設備理解
2日目は、先輩社員に同行し、座学で学んだ内容が「現場でどう活かされているか」を体感します。
モーターや減速機、ボイラーなど、工場を動かす重要な設備を間近で見ながら、点検項目やチェックポイント、故障を未然に防ぐための考え方を学びます。
また午後には、メンテナンス計画の立て方やスケジュール管理の基礎について学習し、午前中に見学した各設備についての補足説明も行います。
DAY3:製作実習と先輩社員との交流
最終日は、電気模擬盤を使った配線の製作実習を行います。
先輩社員のサポートを受けながら図面をもとに回路を組み、ランプが点灯する仕組みを体感することで、設備が動く“原理”への理解が深まります。
また、今回は同じ高校出身の先輩社員がいたこともあり、仕事のやりがいや職場の雰囲気、進路の悩みまで気軽に話せる懇談の時間を設けました。
先輩社員との座談会
先輩社員プロフィール
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大塚 健生
2025年4月入社
保全担当高校時代は学業が得意とは言えなかったものの、担任の先生にはとてもかわいがられ「離職率が低く、長く働ける会社」としてJTPSを紹介され、年間休日が128日、残業がほとんどないといった働きやすい環境に魅力を感じて入社。
入社前は「職人が多くて怖い職場では」と不安も抱いていたそうですが、実際には気さくで面倒見の良い先輩が多く、安心して働けているといいます。
現在は、基本的に残業がない職場環境を活かし、仕事と趣味の両立ができています。会社の資格取得支援制度を活用し、電気工事士の取得に挑戦する一方で、趣味である総合格闘技にも打ち込むことができています。
インターン最終日に、同じ高校出身で、25年の4月にJTPSに入社した大塚さんとの懇談の時間を設けました。
大塚さんによれば、JTPSは「とにかく働きやすい会社」だといいます。社員食堂ではお蕎麦が200円台であったり、ほとんどのメニューが300円台と安く食べられること。三交替勤務についても「思っていたよりもストレスがほとんどない」と感じていること。そして、休暇が取得しやすい上に、2025年度は夏休みが最大16日間に及ぶなど、プライベートも充実しやすい環境であるという話には、Yさんも魅力を感じているようでした。残業についてもほとんど発生せず、総合格闘技のトレーニングと両立しやすいということでした。
職場の雰囲気について大塚さんは「とにかく雰囲気・人間関係が良いんです。見てるだけで仲良いでしょ?」と問いかけ、Yさんは笑顔で、「めちゃくちゃいいです。」と答えていました。2人の距離の近さや職場の空気感がそのまま伝わってくる瞬間でした。
また、「年齢の離れた先輩と働くこと」について話題が移ると、大塚さんは学校との違いをわかりやすく説明しました。
学校では先輩と言っても年齢差はほんの数年程度ですが、職場では40代・50代など、年齢が大きく離れた人と働くことになります。そのため、仕事以外にも色々と学べる機会が多いと言います。
Yさんが抱いていた「年上の人とうまくやっていけるか」という不安に対しても、
「分からなくても聞けば丁寧に教えてくれる。怒られないように…じゃなくて、相談しながら進めることが大切だよ。」と伝え、Yさんも深くうなずいていました。
地元トークも盛り上がり、座談会は終始和やかな雰囲気で終了しました。
インターン参加者に感想を伺いました
正直に言うと、先生に紹介してもらうまでジェイティプラントサービスという会社を知らなかったのですが、インターンに参加できてとても良かったと感じています。
参加前には、不安もありました。
同じような仕事をしている知人から「保全の仕事は故障への緊急対応も多く、ギスギスしている」と聞いていたこともあり、とても厳しい職場だったらどうしようと思っていました。また、自分が働くときに年上の方とうまく人間関係を築けるのかという心配もありました。
しかし、実際に参加してみると、そのイメージは大きく変わりました。
親子ほど年齢が離れている方でも気さくに話しかけてくださり、職場全体がふんわりとした仲の良い雰囲気でした。職場の方々からも自然に声をかけてもらえたので、とても安心して過ごすことができました。
「仕事は厳しく教えられる」というイメージを持っていましたが、実際にはすごく丁寧に説明していただき、分からないことも遠慮なく聞ける環境でした。
工場内を見学した時には、普段教室で行う実習とは全く違う規模、工場の広さや、設備の大きさ、種類の多さに圧倒されました。
また、大手グループ会社だけあって、安全に関する意識がとても徹底されていることにも驚きました。指差し確認やルールの説明など、安全を最優先に考えていることがひしひしと伝わり、「この会社は本当に安全を大事にしているんだ」と感じました。
実習にも抵抗なくすんなり入ることができました。高校で学んでいる内容に近いことに加え、担当の方の指導も丁寧で、わからない点があれば一つひとつ噛み砕いて教えてくださったため、一つずつ安心して進めることができました。
同じような環境ばかりではないと思いますが、今回のインターンは、会社や仕事選びについて考えるとても良いきっかけになりました。
インターンのダイジェスト動画
開催担当者からのメッセージ
今回のインターンは、「働くってどんなことだろう?」という高校生のみなさんが抱くであろう働くことに対する漠然とした不安や素朴な疑問に、少しでも答えられたらという思いで実施しています。
だからこそ、ただ説明を聞くのではなく、現場を歩いて、先輩社員と話して、実習に触れて──“働く”を立体的に感じてもらえたら良いなと考えています。
また、慣れない環境の中でも安心して参加できるよう、ルールの説明や現場での声掛けを丁寧に行い、生徒さんが自分のペースで学べる場づくりを心がけています。
今回参加してくれたYさんのように、工業高校での学びと結びつけながら「こういうところで役に立つんだ」と気付いてもらえるのは、私たちにとっても嬉しいことです。学校での経験や興味が、進路を考える材料になる。そんな時間を届けたいと思っています。
最後になりますが、参加してくれたYさん、送り出してくださった先生方や保護者の皆さまに、心より感謝申し上げます。今回の経験が、将来を考えるうえで少しでもプラスになれば嬉しく思います。
また、今後も見学や体験の機会はつくっていきたいと考えていますので、ご興味があれば、気軽にお声がけください。



